ギグワークス株式会社は2025年12月29日、株式会社spacetimesの株式約51.6%(31,000株)を取得し、連結子会社化することを取締役会で決めました。同日付で株式譲渡契約を結び、取得も同日に実施しています。取得価額は守秘義務により非開示で、業績への影響は精査中です。spacetimesは、アニメやゲーム、芸能人などの「サブライセンス」(権利元から許諾を受けた二次利用権)を活用したイベント企画、グッズ販売、対面型カフェや物販店舗の運営に強みを持つといいます。ギグワークス側は、秋元康氏と設立した合弁会社「Green Light」が手掛けるライブエンタメ事業(イベント企画・運営、スタッフィング)とspacetimesの企画・運営力を組み合わせ、相乗効果を見込むとしています。加えて、同社グループのギグワーカーによる短期動員力や、連結子会社nexが運営するワークスペース網(直営85拠点、提携含め1,000拠点超)など既存施設の活用も視野に、カフェ展開や物販などの新規展開を検討するとしています。今後は、統合後の具体的な出店・企画の有無や、連結業績への影響額の開示が焦点になりそうです。
